心の支え・・・波多野先生のブログ
以前、誰かの紹介で、とってもすばらしいブログだよ・・と教えてもらったので
波多野先生のブログを読ませていただくことができました。
こむは秘かにファンになりました
ほんとうにすばらしいなぁ・・・と感動しました。
特に「心の基本」は自分が挫けそうになるときに何度もくり返して読む事にしています。
また今年の京都大会では、偶然、波多野先生の立ち会いを拝見することができました。こむなんかがいうのもなんですが、とても立派な立ち会いでした。
素晴らしい返し胴で一本を取られてました。
2つだけ記事を抜粋させていただきますね。
心の基本 (6)
凡そ剣士の99%は面をつけて竹刀を持って稽古が始まると、
打たれないで打とうという内容になります。勿論、最終的には
そのようになるのが理想です。しかし、そこまで到達する過程
が問題です。
やはり強くなる人、強くなっている人は自分を捨てることを心
得ています。我を無くすことは容易ではありません。道場で二
人だけで稽古しているわけではありませんし先輩や仲間、後輩
達の目もあります。あまり打たれると評価が下がるんじゃない
かと考えます。
しかし稽古で試さなくてはならないことや気をつけることが沢
山あります。それを抜きにいつも分を争っていたら進歩は覚束
ない。
強くなりたい、もう一レベル上げたいと考えるなら覚悟が必
要です。打たれてもいい、打てなくてもいい、しかし半年、一
年先には全部抜いてやるぐらいの気迫、気位が必要です。目先
も大事ですが一年、二年先はもっと大事です。
まず自分の剣道を客観的に評価して何がいいのか、何ができな
いのかを、掴むことから始めれば一段と進歩するとおもいます。
健闘を祈ります
打たれないで打とうという内容になります。勿論、最終的には
そのようになるのが理想です。しかし、そこまで到達する過程
が問題です。
やはり強くなる人、強くなっている人は自分を捨てることを心
得ています。我を無くすことは容易ではありません。道場で二
人だけで稽古しているわけではありませんし先輩や仲間、後輩
達の目もあります。あまり打たれると評価が下がるんじゃない
かと考えます。
しかし稽古で試さなくてはならないことや気をつけることが沢
山あります。それを抜きにいつも分を争っていたら進歩は覚束
ない。
強くなりたい、もう一レベル上げたいと考えるなら覚悟が必
要です。打たれてもいい、打てなくてもいい、しかし半年、一
年先には全部抜いてやるぐらいの気迫、気位が必要です。目先
も大事ですが一年、二年先はもっと大事です。
まず自分の剣道を客観的に評価して何がいいのか、何ができな
いのかを、掴むことから始めれば一段と進歩するとおもいます。
健闘を祈ります
心の基本 (7) 剣道の感性
剣道で何が難しいといって心の持ち方ぐらいやっかいなものは
ないと思います。
剣道に対する感性です。審査、何段の審査でも同じですが特に
八段審査、毎回1500人前後の受験者、合格は10人程度、合格率
は1%です。百名ぐらいは、合格してもいい実力の持ち主です。
何故合格しないのでしょう。普段の稽古の取り組み方の問題以
外にないと思います。
剣道は大きく打つ、真っ直ぐ打つ、より遠くからといわれてい
ます。このことを基本に有効打突を取る稽古を心がけるべきで
す。打たれないで打とうという気持ちが強くなると剣道がだん
だん小さくなります。竹刀のふり幅のない剣道は剣道で一番大
事な気剣体一致、心気力一致の剣道から離れていきます。勿論
、大きく、真っ直ぐより遠くからで有効打突を取る為には、徹
底的な技前、布石が必要です。この工夫が一段と進歩につなが
ります。審査前になると道場の端で面や小手面の練習をしてい
る人がいます。何故稽古のなかでやらないのでしょうか。
明鏡止水、寒流月を帯びて澄めること鏡の如し。自分の心を磨
いて何を写すのでしょうか。相手の心です。
相手の心を無視して剣道は成り立ちません。
健闘を祈ります。
ないと思います。
剣道に対する感性です。審査、何段の審査でも同じですが特に
八段審査、毎回1500人前後の受験者、合格は10人程度、合格率
は1%です。百名ぐらいは、合格してもいい実力の持ち主です。
何故合格しないのでしょう。普段の稽古の取り組み方の問題以
外にないと思います。
剣道は大きく打つ、真っ直ぐ打つ、より遠くからといわれてい
ます。このことを基本に有効打突を取る稽古を心がけるべきで
す。打たれないで打とうという気持ちが強くなると剣道がだん
だん小さくなります。竹刀のふり幅のない剣道は剣道で一番大
事な気剣体一致、心気力一致の剣道から離れていきます。勿論
、大きく、真っ直ぐより遠くからで有効打突を取る為には、徹
底的な技前、布石が必要です。この工夫が一段と進歩につなが
ります。審査前になると道場の端で面や小手面の練習をしてい
る人がいます。何故稽古のなかでやらないのでしょうか。
明鏡止水、寒流月を帯びて澄めること鏡の如し。自分の心を磨
いて何を写すのでしょうか。相手の心です。
相手の心を無視して剣道は成り立ちません。
健闘を祈ります。
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