お通杯 四方山話（笑）

お通杯のおもしろさは・・・

勿論個人的な思いですが、色んな方と稽古や試合が出来るだけではなく

実際にお話しをしたり、お友達にもなれたりするところでしょうか。

 

もちろん、警察の若手の方達やら、実業団の方たち、それぞれの県の代表として参加されている方たちにとってはそうじゃないかもしれないけど・・・・

 

もちろん、試合結果がどうでもいいと思ってる訳じゃないいんです。

自分の常々目標としているところが、きちんと試合でも出来たのか・・・

まずそこからなんですね。

 

上にあがれないのは、やるべきことが出来ていなかったからでしょう。

もう一つ上にあがるためにまた一年頑張ろうと改めて思える・・・・そんな気持ちかな

 

そうして・・・いつも稽古で一緒の剣友たちとも

お泊まりのお陰で

一緒にご飯食べて・・・・お風呂に入って・・・お酒飲んで（笑）

ゆっくり剣道の話やらいろんな話をすることができる

ってことがとても嬉しいわけでして・・・（女学生の修学旅行気分でございます）

 

こういう試合を企画してそして実行いただけることがとてもありがたい訳でして・・・

毎年お世話をしていただいている皆様にこころから感謝です。

 

この大会は大学生の参加が不可なんですね。

実はこむの夢はマッチョといつか母娘で団体戦に出るということだったので

彼女の卒業をずっと待っていたのでしたが・・・・

 

残念ながらこむの夢はあともう少しお預けのようです。

そのためにももう少し元気でいなくっちゃ。。。

 

社会人になっても剣道を続けるという選択をしたマッチョは今年は会社からの出場でした。

今年は中堅で出ていましたね～

会社の寮に入っているために、試合当日会場で娘と再会（笑）

朝、元気にアップしている姿をみて

なにげに嬉しい母でした。

 

こむ達もアップが終わって・・・開会式の直前にちょこっとだけこむの方から話をしに行きました。

マッチョはこういうとき絶対にあっちからはやってこない。一応真面目な奴なんです。

だって、新人ですからね。

 

ところが・・・

マッチョの会社の剣道部の先輩、みさちゃんがたまたま知り合いの娘さんで

こむとも仲良し（笑）

 

偶然ロッカーに移動する途中でみさちゃんに会ったときに

となりにいたのが、監督さんだったんです。

みさちゃんが「おばちゃ～ん、めちゃ汗かいてるやん～笑」

「だって、今年はめちゃ真面目にアップしたも～ん」

というお茶らけた会話の後でみさちゃんが

「○○のお母さんです」と紹介してくれて・・・・

思わず

「○○の母です。いつもお世話になってます。」

 

マッチョの奴、いつも監督さんのこと××リーダーって言ってたので

てっきり××って苗字だと思ってたら

あだ名だったのよね

おそろしいことに、こむったら思わず××リーダーさんって話しかけちゃった

 

監督さん、とっても心の広い方で・・・

その後、マッチョとは

「俺、おまえのお母さんに××リーダーって呼ばれちゃったよ」

「えっ、まじっすか」

「おかあさんにこれからも××リーダーって呼んでくださいって言っといて」

「はい」

という会話が交わされたそうです。。。

 

おそろしや。。。。

来月も試合で会うかもしれないんだよ。。。。

 

さてさて、一緒に行ったＭちゃん、早く帰りたいって言ってたので

早々に試合会場をあとにすることに・・・・

 

まあちゃんは、審判のＳ田先生と一緒に帰ると言うことで、最後まで残ることに・・・。

 

マッチョのこと探したんだけど

試合前でピリピリしてるかもしれないし、まぁ良いかってそのまま声も掛けずに

団体戦も一試合も見ることなく

帰途についたのでした。

 

実は携帯の電池切れで家に帰るまで誰とも連絡できない状態だったんだよね

 

家に戻ってきたらマッチョから電話がありました。

「お母さん、今どこ？」

「家についたとこ～マッチョは～？」

「えっ、もう家？私はまだ試合会場。

試合めちゃ盛り上がってたのに・・・お母さん、わたしらの試合全然見てなかったの？」

「うん、一試合も見てな～い。どうやったん？」

「結局、ベスト１６で終わった。でもベスト８かけて、大阪府警とやったんよね。

先鋒も私も引き分けで・・・大将のＭさんも一本取られて取り返して・・・

結局また大剣連に負けた～～！！」

「そうか～。残念やったね～。１１月、またがんばりや」

「うん。お母さんも試合に出るんやろ～」

「うん。じゃあまた試合会場でね～」

 

お通杯の魅力、それは八段の先生方が審判をしてくださることではないでしょうか？

そして、判定のおもしろさでしょうか・・・

 

八段の先生に判定で旗を上げてもらえる剣道って・・・・

どういうものなのか・・・

 

自分の試合が終わってから、団体戦が始まるまで

色んな試合を自分なりの目で一生懸命見ていました。

折角来たんだもんね～。

特に判定では、剣道の本質が問われているのではないかと思ったりもしました。

 

それから判定では旗が割れることも結構あったなぁ・・・

今年の全日の覇者山本真理子さんも、判定で１対２で負けていたのが印象的でした。

 

もちろん個人的な感想ですので、悪しからず～～。

 

いろんなことをグダグダ書いてきたけど・・・・

最後にね書きたかったこと。

それは試合の３日前に、溝に落ちて骨折して試合に出ることが出来なかった剣友のＳちゃんのこと。彼女、自分は試合に出る事が出来ないのに、運転手兼雑用係としてみんなと一緒に来てました。彼女の義理固さと誠実さを改めて再認識したわ～。

ってか、良い意味での剣道お馬鹿とも言えましょう。

彼女はね、来年のお泊まりの予約にも並んでくれて・・・

無事４部屋をキープしてくれたとか・・・。

もちろんこむたちの分も一部屋あるそうです。

「いらんかったら、キャンセルしてくれて良いからな～」という彼女。

やっぱ、彼女のパワフルさには勝てないし剣道に対する思いも半端ないものです。

 

ただねぇ・・・・

彼女には申し訳ないんだけど

もし来年参加が叶うなら。。。。

とりまちさんたちが泊まったみたいなお宿に泊まってみたいなぁ。。。。

と秘かに思ってるこむなのでございます

 

Ｓちゃんが怖くて言い出せないかもしれないけど・・・・ねっ（笑）