剣道大好きおばちゃんの手作り作品のお部屋~ 引越ししました。

作品の紹介はもう少ししてから・・・。剣道を続けてきてよかったと思う今日この頃

ようこそ!!  と   さようなら!!

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私たちの道場は大阪の北のはずれの小さな町の小さな道場です。
大阪と京都の境目にある町で、サントリーのウィスキーの工場があります。

先年亡くなられた一番上の先生の後を引き継いだのが夫です。

正直、夫しか人がいなくて
本人も力不足を承知で引き受けました。

ところが
彼の仕事は超多忙。
不規則な仕事で、泊まりの勤務もある。
引き受けたときは土日もきちんと休みじゃなかった。

「絶対無理だって!!」
ぶっちゃけ私は反対でした。
引き受けたからには責任があるんだよ!!と思ったし・・・

その前にも、色々ともめ事があったりして・・・(詳しくは書けないけど)

先生も2人突然来なくなっちゃったり・・・
大人のする事じゃないでしょう??
と思うことや・・・・。
剣道が強いからって人間として立派なのか????
と思うことや・・・・・

いや~な思いはいっぱいしてきたし・・・。

でも、小学生の頃からこの道場で剣道をしてきた夫には彼なりの思いもあったのでしょうね。

ということで
責任者です。
彼。

しかし、仕事が仕事だけに
週2回しかない稽古にも全部は来ることが出来ない。

わかりました。
私も頑張りますよ!!・・・ということで
色んな事は後回しにして
この数年は、全てを道場最優先でやって来ました。

力不足は承知の上で、試合の監督や引率、審判、出稽古
出来ることは自分なりに必死でやってきたつもりです。

私、結構きびしいです。
でも私のこと好きになってもらえたら
どんなに厳しく叱っても
目を逸らさずについてきてくれる。
そう思ってます。

週2回の稽古でどれくらいこどもたちをきちんと指導できるのか。
今でも色々試行錯誤・・・・。
ですから出稽古は欠かせません。
イイ先生方にいっぱい巡り会い、いっぱい助けていただいてます。

でもね
試合に勝つ事を第一目標にするのか・・・。
一生もんの剣道を目指すのか・・・。
M高校の先生は、面打ちと切り返しと懸かり稽古だけでイイとおっしゃったし(笑)
でも子どもたち負けてばかりじゃ嫌になっちゃうし、途中で辞めたくなるだろうし・・・。
保護者だって・・・・。

さてさて前置きばかり長くなりましたが

うちの道場では
入会したら、私が作った子供用の竹刀袋をプレゼントしてます。
(それは、あまり長い間使わないので、お古が持ち回りになってるらしいけど)

それから、防具をつけ始めて、しんどくなってきたところで
浴衣の帯で作った道場訓の入った竹刀袋を、でっかい名前入りでプレゼントしてます。
それから名前入りのたすきを作って渡します。

みんな、目がキラリンとなります。
竹刀袋にだまされて(笑)すご~く頑張ります、しばらくは・・・(笑)

それから、中学生になると今度は
自分の好きな竹刀袋を作ってプレゼントします。

上の写真は、今度中学生になって、うちの道場に入ってきたT君のリクエストで作りました。
自転車で来るから勝手に肩掛け紐もつけといたし。
イヤダったら取り外してんか。

「これ受け取ったら卒業するまでやめられへんで~」と笑いながら渡す予定。
ようこそ、私たちの道場へ!!

私の我流の竹刀袋で
よし、もっと頑張ろうって思ってもらえたら
何より嬉しいことだと思ってます。

もちろん、指導者の方々にも竹刀袋プレゼントしますよ。
昇段の御祝いとかに・・・
しかも、何故だか審査前に渡して
プレッシャーをかける私(笑)
みんな、「えーっ、嫌なタイミングで渡しますね~!!」
私「いやいや、頑張ってね~。落ちても返せって言わないからね~」

ということで
道場の中にはあっち向いてもこっち向いても私が作った竹刀袋が・・・・・。

下の写真は
福岡から転勤でこっちに来ていたHさんが、今度家庭のご事情で会社を辞めて地元に帰ることになるので
お別れの記念にプレゼントした物です。文字や家紋はご本人の希望に添って作りました。
送別会に間に合うようにちょっと頑張りました。
さようなら!!Hさん!!
でも、審査で福岡に行くから、一緒に飲もうね~!!と言いながら渡しました(笑)

そうそう、今6段に挑戦中です。
3回も落ちてますけど(笑)
段位の高いことがが立派な指導者の条件じゃないとは思ってます。

でも、私の尊敬する先生方は
「受けなきゃダメだよ」とおっしゃいます。

私の年代で、女性・・・。
かなり厳しいです。お金もかかります。
でも、昇段を目指した稽古を心がけることで、えた物も沢山あります。
落ちてもイイから
受け続けよう!!
子どもたちにも厳しいこといってるンやから
自分にも厳しく頑張ろうと思ってます。

そうそう、合格したら自分のためにスペシャルな竹刀袋を作ろうともくろんでいますが
一体いつになることやら・・・・(笑)